今まで見たこともない風景の中に身を置くと何かすごく感動致します。そんなところに大好きな鉄道で、気ままに行く旅を重ねて参りましたが、後期高齢者になり、歳を少し重ねて参り、腰痛、膝痛などを抱えますと、どうも、億劫になって来ました。鉄道旅行にはヨーロッパが最適で、南はギリシャ、北は北極圏まで、周りましたので、余り、惹きつけられるところもなくなりました。それに、13時間近いフライトは腰痛持ちには大変です。しかし、昨秋、アメリカの西部国立公園めぐりの旅では、羽田深夜発のフライトでサンフランシスコまで飛びましたが、意外に良く眠れ、楽でした。これなら、ヨーロッパにも行けると思い、オランダのチューリップが見たいということで、ヨーロッパでは未踏の地であるベネルックス(オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ)とフランスのアルザス地方をゆったり鉄道で廻るいつもの2人旅に出かけました。


                           Google Mapより

 15日間有効の鉄道パスを求め、ホテル予約サイトで、なるべく駅の近いホテルを予約しました。ゴールデンウィークの最終日5月6日(火)22時15分羽田発のフライトでパリに飛びました。パリ、シャルル・ドゴール空港(CDG)にはTGVが乗り入れておりますので、これで、ベルギー、ブリュッセルに向い、タリス(Thalys)に乗り継ぎ、オランダのライデンに行きました。ここで4泊し、オランダ各地を廻りました。11日(日)にはベルギーのアントワープ(アントウェルぺン)を経てブリュージェに2泊。13日(火)にはベルギーのフランス語地区のナミュールに移動、2泊して、15日(木)にはルクセンブルグ。ここでも2泊して、17日(土)にはフランスのナンシーを訪れ、アルザスの首都、ストラスブルグに到達しました。ここで4泊して、スイス、バーゼルやコルマールに行き、21日(水)にはストラスブルグからTGVで直接CDGに戻り、21時発のフライトで帰国の途につきました。14泊17日の旅ということになりますが、ツァーでは7泊10日で廻る行程と思います。旅の行間も楽しみ、ゆっくりと旅をするいつものスタイルです。

 
 CDG,TGV駅コンコース   2014-5-7                            CDG、TGV駅ホーム 2014-5-7       

エールフランスが運行する共同運航便JAL5057はパリCDG、2Eターミナルに7日(水)早朝4時ジャストに到着致しました。エールフランスのサービスも悪くなく、良く休めましたが、CDG、TGV駅8時7分発のブリュッセル行のTGVに乗車するまで、何処に身を置くかが、問題です。2Eターミナルから駅までは左程遠くなく、4時半過ぎにはTGV駅のモダンなコンコースに来てしまいました。数人の旅行者がベンチに座っておりましたが、他にはだれもおりません。この駅は橋上駅で、TGV用の2面4線のホームが下にありました。右の写真の右側の柱で区切られたところに、パリ近郊高速鉄道RER、B線のホームがありました。

 
TGVホームよりRER電車を見る   2014-5-7                           先行TGV 2014-5-7

6時前になると、RERの電車も姿を見せ、7時になるとTGVも入線し始めました。しかし、電光表示器が消えたままです。どうやら、故障しているようです。乘るべき、ブリュッセル行TGVの発車ホームが分かりません。仕方がないので、ホームに入っているTGVの車掌に聞き、あたりをつけ、無事乗ることが出来ました。8時7分定時発車です。満席です。一か月半前に予約しましたが、鉄道パスで乗れる1等はとれず、2等になりましたが、指定された車は1等です。訝しく思いましたが、車端に8席のみの2等室がありました。1等はアフリカあたりからと思われるグループに占められ、通路、デッキに大きな荷物が山積みで、トイレにも行けません。ブリュッセルにはEUの本部もあり、輸送需要は多いようです。

 
ュッセル南駅到着のTGV    2014-5-7                          ICE3     ブリュッセル南駅 2014-5-7

中間で1駅停車のみで、ブリュッセル南駅9時43分定時到着です。隣のホームには好敵手のDBのICE3の姿がありました。




ダブルデッカー(2階建て)プッシュプルユニット重連の列車     ブリュッセル南駅 2014-5-7

ブリュッセル南駅はブリュッセルのターミナル駅で、広い構内には、TGV、ICEなどの国際列車をはじめ、都市間快速列車インターシティ、近郊ローカル列車など、さまざまな列車が行き交っておりました。ちょっと年代物の電気機関車が大型のダブルデッカー客車を牽いて来ましたが、よく見ると、客車の間にもう1台、機関車がありました。下の写真の右端は、機関車に推されて走るときの制御客車のようです。どうやら、制御客車+3x客車+機関車がユニット化されており、これを2ユニット繋いで走っているようです。重連プッシュプル列車ですね。こんなのを見ると、鉄道ファンは俄然元気が出ます。

 
グランプラス    2014-5-7                            小便小僧         2014-5-7

 オランダへの移動は南駅12時52分発のタリス(Thalys)です。3時間ほどの時間がありますので、世界一の広場、グランプラスと小便小僧を拝みに行きます。ブリュッセルは南駅~中央駅~北駅とほぼすべての列車がスルー運転をしており、中央駅付近は地下を行きます。名鉄の名古屋付近に似ています。列車は3分ヘッド、南駅~中央駅の所要時間は3分程です。中央駅から徒歩5分で、グランプラスに行けます。荷物をコインロッカーに入れて、身軽になり、ブリュッセル観光に出発です。グランプラスは華麗な建物に囲まれた確かに世界一美しい広場なのかもしれません。ここから、小路を少し行くと、本家小便小僧が立っています。浜松町駅のホームのものより、小ぶりですが、立派な光背?があります。


ワッフル   2014-5-7

 ブリュッセルに来たのだからやはり、ワッフルを食さなければいけません。グランプラス付近にはワッフル屋が並んでいます。なるべく、ボリュウムの少ないトッピングのものを選びましたが、甘いのに閉口しました。


アムステルダム行Thalys     ブリュッセル南駅 2014-5-7

 
Thalysの車内食        2014-5-7

 Thalysでは昼食がサービスされました。2種類あり、普通食とベジタリアン食とのことです。面白いので、右の写真のベジタリアン食も選択してみました。とうもろこし粉で作ったお餅のようなものと豆でした。ビールもしくはワインも頂けます。このThalysはパスを使うより、包括早割ディスカウント切符のほうが安いと言われ求めましたが、券面48ユーロ、手数料を含め約8,000円ぐらいでした。それで、こんなサービスが受けられるとは信じられません。


Class2600 スプリンター    ライデン中央駅 2014-5-7


 ライデン中央駅              2014-5-7

14時24分にはアムステルダムの手前のスキポールで下車、各駅停車、スプリンターに乗り換え、ライデン中央駅には15時過ぎに着きました。ライデンはオランダの古都、クラシックな駅を想像しましたが、モダンな近代建築でした。


ライデン中央駅前の巨大な駐輪場              2014-5-7

駅を出て、左に5分で予約したホテルです。その道の両側には無数の自転車の山がありました。写真では良くわかりませんが、スロットに自転車を乗せ、上に持ち上げるようになっていますので、自転車は2段に駐輪されるようになっております。写真の左側は上が駐車場、その下がやはり、2段の駐輪場になっております。オランダは自転車王国と聞いておりますが聞きしに勝る自転車の数です。オランダでは北海からなのでしょうか?常に、かなり、強い風が吹いております。冬は寒さも厳しいと思いますが、これに抗して自転車に乗るオランダ人はすごい強靭な意志を持っていると敬服しました。駅まで自転車に乗り、鉄道を利用するという習慣が出来ているようで、オランダ国鉄の利用者はかなり多いようです。


一本足ビル              2014-5-7

それにオランダ人が好きなのは近代建築。一つ上の写真の左側に写っているビルは一本足で立っています。これで、強風などに耐えられるのでしょうか?実際には、左奥のビルがすべてのビルにつながっていますので、大丈夫なんでしょう??

 
駅前広場と魚屋の屋台    2014-5-7                            ディナー??         2014-5-7

ライデン中央駅前は敷石の広場が広がっており、その真ん中から歩行者専用のメーンストリートが街のセンターに続いております。右側にはバス乗り場があり、市内、近郊バスが頻発しておりました。車寄せのようなものは見当たりません。タクシー乗り場は左側の駐輪場の上に架かった橋の上にあるようですが、タクシーはあまり見当たりません。通勤、通学、お出かけには、自転車か、バスで駅まで来て、電車利用というのがオランダ人のスタイルのようです。メインストリートの付け根に燻製やフライしたお魚を売る屋台があり、皆さん、立ち食いをしております。うまそうでしたが、立ち食いはしたくありません。そうだ!これをいくつか買って帰り、ホテルの部屋でディナーにしようと思いつきました。通りには酒屋さんもあり、ビール、ワインも調達出来ました。ビールは種類がいろいろあり、アルコール度数10%というのもありました。体格の立派なオランダ人は日本並みの5%では物足りないのでしょう?
あまり強くないビールを選び、白ワインのハーフボトルで、にしんの燻製、エビのフリッとの串刺しなどを賞味しました。オランダの味に満足して、長旅の疲れを癒すため、早めにベッドにもぐり込みました。明日は駅前から一番のバスで、キュウケンホフ公園公園に向います。

参考ウェッブサイト
Railfaneurope
EUROPEAN RAIL TIMETABLE SPRING 2014

(2014-6-30)
(2015-3-31)整備更新


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