デンバーから70kmのところにジョウジタウン・ループ鉄道があり、ここに珍しいシェイ式という珍しい蒸気機関車が運行されているとガイドブックに記されていました。シェイ式はそのむかし、台湾の阿里山森林鉄道で走っていましたが、各動輪に垂直のシリンダーがギャーで連結されている極めて珍しい蒸気機関車です。この鉄道のホームページを見ると9月には蒸気機関車が運行されているようです。シェイ式に会えるとあらば、無理をしても行かねばと思い、旅のスケジュールを変更し、宿で車を手配して貰い、出掛けました。デンバーから約1時間でジョウジタウンに着きました。

 ジョウジタウンは銀鉱山のための町だったようですが、廃坑になってしまい寂しい街でした。ジョウジタウン・ループ鉄道はリオグランデ鉄道が開業した鉱山輸送の鉄道で、1939年に廃止になったものを、ループ線の部分のみを1984年に観光鉄道として復活させたものです。2004年に一旦休止になり、2007年に再復活したものです。

 しかし、現地に来て見るとシェイ式ではなく、普通の蒸気機関車です。2007年に再復活したとき、シェイ式ではなく、博物館にあったハワイ、オアフ島でパイナップルやサトウキビを運んでいた蒸気機関車を整備して運行させたようです。

 がっかりしましたが、それなりに面白い鉄道でした。

 ジョウジタウンの街の外れのデビルス・ゲート駅からレバノン鉱山駅を経て、シルバー・プラム駅まで3.1マイル(4.71km)、高低差640フィート(195m)を登ります。平均勾配は41.4パーミルです。ゲージは3フィート(914mm)です。

 列車デビルス・ゲート駅から先ずバックして、デビルスゲート・ハイブリッジと称する大鉄橋の下に来ます。

 

 

 ここから出発し、クリア・クリークという谷を遡ります。列車はロウブリッジという鉄橋で谷を渡り、ハイブブリッジを渡ります。ここがこの鉄道のハイライトです。

 

 

 再度、谷を渡り、レバノン鉱山駅に達します。ここから、4度川を渡り、山腹を登り、シルバー・プラム駅に行きます。レバノン鉱山駅ではガイド付の鉱山ツァーがあり、乗車券とパッケージになっております。

 

 

 客車は6両ほどつないでいますが、一両を除き、無蓋貨車です。

 

 

 シルバー・プラム駅まで、30分弱ですが、直ぐに機関車を付け替え、戻ります。下りの列車はデビルス・ゲート側に機関車を付け、逆位で走ります。テンダーが丸くなっており、バックの見通しも良いようで、マウイ島で走っていたときから、バック運転を行っていたのでしょう。

 

 

 訪れた9月4日は土曜日でデンバーから近いこともあり賑わっていました。この日は蒸気機関車牽引とディーゼル機関車牽引の列車が交互に30分おきに運転していました。

 

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(2010-10-25)
(2015-4-10)整理更新


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