少し、長い夏休みを頂き、7月18日から30日まで、南ドイツとオーストリアに行ってきました。
ドイツのフランクフルトまで飛び

    ライン川の名所ローレライを一寸見て、

   ウェルツブルグからロマンチック街道をフッセン、ノイシュウァンシュタイン城。

   ミュンヘンからローカル鉄道で、ミッテンワルド経由オーストリアのインスブルッグ

   インスブルッグからイエンバッハで途中下車、113歳SLが頑張る登山鉄道アッヘンジバーン乗車

   モーツァルトの町ザルツブルグ

 最後はウィーンでした。

 

平凡なコースですが、ロマンチック街道以外は鉄道で移動しました。
 JALの早割り悟空でをインターネットで買い、ホテルもインターネット予約。鉄道、バスは現地購入という、気ままな旅です。
 1.町は安全
 2. 英語は街角でも通じる。(特に、オーストリア)
 3.水道の水は飲める。
   (特に、インスブルックの水道水は冷たくてうまい)
 4.酒(ビール・ワイン)は安くて、うまい。
 5.食い物も以外にいける。スイス、英国よりまし
まぁ、ゆっくり出来ました。
 

7月18日夜、フランクフルト到着、Sバーンでフランクフルト中央駅(Hbf)迄、わずか、15分です。 


 

 

 今回の旅行では殆ど駅前ホテルとしました。日本と同じく、ヨーロッパも駅が交通の中心で便利です。
フランクフルトの鉄道ファンとして最大の見ものは中央駅Hbfです。立派な本屋(ほんおく)です。ホームのドームも大きく、立派です。小生は見た駅の中ではミラノ中央駅と 双璧、素晴らしい駅です。

 フランクフルトでは、Sバーン(DBの近郊線)、Uバーン(地下鉄)が市内、近郊の交通の主役のようでしたが、トラムも走っていました。



 

 

 左は最新の低床トラムLRV、右は古いトラムです。

 

 翌19日は今回の旅行の足を確保しなければなりません! 鉄道の切符、指定席の購入、ロマンチック街道のバス(ヨーロッパバス-Europe Bus)の 乗車券も手に入れなければなりません。 ヨーロッパの大きい駅の切符売り場は混雑し、長く待たされます。 そこは駅前旅館の便利さ、窓口の開く6時にInternationalの窓口に行き、オーストリアの分も含め、難なく買えました。
2人で280Euro安いもんです。パス類を日本で買うより、ずっと安い! 
 昼前の列車でライン川の右岸、リューデスハイムへ、ここから、船でライン下り

ドイツに来たらローレライ!!

 

 

ローレライの岩です。 この頂上に行きたいと、近くでおりました。旗の立っているところはローレライセンターで、シャトルバスが出ていて 簡単に行けます。でも、これは山の頂上ではなく、台地の端でした。でも、見晴らしは素晴らしい。

 

 ローレライの上からのライン川です。

 

 

 

ライン川の両岸に鉄道が走っています。左岸の鉄道は幹線で、EC、ICが頻繁に走っています。リューデスハイムのある右岸の鉄道はローカル線ですが、貨物列車がたくさん走っていました。
 近くの駅から、ローカル列車にのりフランクフルトに帰りました。 

ロマンチック街道の始点ウエルツブルグ

 やはり、ドイツに来たからには、ロマンチック街道、これを行くヨーロッパバス(Europe Bus)はフランクフルト8:00発、終点のフッセンには20:00着、ややしんどいので、その始点ウエルツブルグで1泊することとした。
 20日、フランクフルト10頃の特急(IC−インターシティ)で1時間強で ウエルツブルグ到着です。


ウエルツブルグは大司教が統治していた町で、お城とレジデンツと言う大宮殿を持っていました。上の写真の真中の大きな建物は、そのレジデンツです。

 

 

 ウエルツブルグの中心街は車の乗り入れが規制されており、駅からトラムが走っていました。
 

ロマンチック街道は退屈だー

ウェルツブルグ10時にヨーロッパバス に乗りました。これは、路線バスと観光バスのあいのこのような存在で 街道の町を簡単に見ながら、例の白鳥城(ノイシュウァンシュタイン城) の近くのフッセン迄行きます。フッセン着20::00の丸1日行程です。 途中、その核心の町、ローテンブルグで2時間の休憩がありました。

 

 

ローテンブルグは城壁に囲まれているおとぎの国の町のようで、きれいではありますが、観光のためのアミューズメントパークでした。
 ロマンチック街道は日本のツアーの定番で最も人気があるようで 夫々の町はそれなりの中世の町の雰囲気がありましたが、道中は 麦畑などが広がる平野が延々と続き、正に東武伊勢崎線の退屈さ です。フッセン近くになり、山が見えてきてホッとしました。フッセン近くになりお城の見える場所で、バスが撮影の為、止めてくれました。
 

白鳥城(ノイシュウァンシュタイン城)

 

 

 フッセンに泊まり、 翌7/22(月)は早起きして、お城に行きました。 確かにこの城はディズニーのお城のようで(そのモデルでしょうか?) 一見の価値はありますが、日本人ツアー客を始め、観光客が波のように 押しかけ、その混雑は大変なものです。
 でも、早起きし、フッセン8時のバスで行き、混雑の前に見ることが 出来ました。

無事、お城から戻り、フッセンの町を一瞥し、フッセン駅からミュンヘン行きの RE(地域急行)に乗りました。
 フッセンはオーストラリア国境に近く、終着駅です。
 15:05フッセン発ミュンヘン到着17:07です。
気動車でも来るかと思いましたが、DBのよく写真で見るディーゼル機関車と客車6両編成です。これは電気式でなく、液圧式ですかね?  でもこれも、プッシュプルです。


ミュンヘン行きRE(地域急行)牽引ディーゼル機関車                 反機関車側の制御車

   
フッセンの近くはローカル線で、速度もそれほどではありませんでしたが、 幹線に入ってからは飛ばし、定時ミュンヘンHbf28番線に到着。 ローカル線は駅の端に遠慮して、到着します。  真中はICE、EC、IC専用のようです。 

ミュンヘン中央駅とトラム

ミュンヘン中央駅(Hbf)は巨大ですが、味気ない建物です。

 

ミュンヘン駅前のトラムです。  ミュンヘンのトラムもLRVが多くなっているようでした。

調子外れのミュンヘン市庁舎仕掛け時計

夕方5時の新市庁舎の仕掛け時計の動くのに間に合いました。

からくり時計の人形


動きが複雑で、2段の人形が15分ぐらい動きます。流石と思いましたが、 カリオンのメロデイの音が外れていたのが残念!

 ミュンヘンは、1泊、例の大ビアホールに行きました。大きなホールに木のテーブルが並んでいます。普通は1リットルのジョッキです。年配のおじさんのブラスバンドがビールを飲みながら、演奏していました。夕食に適当な料理もないので、その前にあったSHOYA(庄屋) に入りました。味はまあまあでしたが、サービスは最悪。(感じの悪い日本人 のおばさんが仕切っていた。) 

バイオリンの町、ミッテンワルド

大都市は疲れます。7月23日(火)は朝早く、宮殿などを見て、ミュンヘン中央駅11時発、オーストリアとの国境の町ミッテンワルド行き電車に乗りました。 12時40分 ミッテンワルド着。 今日はオーストリアのインスブルックへ行く予定ですが、早く行くのは、幹線経由の IC利用ですが、ミッテンワルド経由のローカル線は車窓が素晴らしいとのこと。 どうせ、乗り換えるなら、バイオリン職人の町も見ようと途中下車しました。 コインロッカに荷物を入れ、町を散策! 


 ミッテンワルドはヴァイオリンの工房が多い 小さな町ですが、山が背後に迫る、素晴らしいところでした。

 

 左はミュンヘンからミッテンワルドまでのドイツ鉄道(DB)の最新式の電車です。ローカル線ですが沿線に有名な山岳リゾートもある観光路線ですので、最新式電車を使っているようです。

 左はオーストリア国鉄OBBのミッテンワルドからインスブルッグに向う電車です。近距離通勤にも使っているもので、アコモも良くありません。

 OBBの電車はインスブルッグに向って下りてゆきます。チロルの山々と谷が車窓に広がります。ミッテンワルド15:56発、1時間弱で インスブルック到着。税関のチェックも何もなし!

チロルの首都インスブルック


インスブルックはイン川の清流に沿い、背後に高山がある素晴らしい町です。

トラム、ケーブル、ロープウエーに乗り、登山?しました。

インスブルック背後の山々は険峻な岩山です。そこからはインスブルッグの街が一望できました。

インスブルッグの町にはトラムと共に、トロリーバスも走っていました。トラムと同じ道をトロバスも走っています。

113歳のSLが頑張るAchensee Bahn(アッヘンジバーン)


 インスブルック2泊の後、 7月25日(木)にはザルツブルグに向かいます。
この途中、インスブルックから20分イエンバッハで途中下車し、Achensee Bahn(アッヘンジバーン)に乗りました。

この鉄道はスイスのロートホルン鉄道 と同じ、傾斜の付いたRack&PinionのSLで押し上げる登山鉄道です。彼のスイスの鉄道より、小規模で7kmを45分かけて、はしります。Achenseeと言う山の湖まで、イエンバッハからmax.160パーミルという 急勾配を押し上げ、サミットで機関車を前に付け替え、湖畔まで 下りるというものです。
このSLは何と1888/9年製とのことで、営業運転するSLとしては最古のものといって います。 

 国鉄イエンバッハ駅のすぐ横からアッヘンジバーンは出ています。ここに車庫があり、1号機関車が車庫から出て、機廻り線を行き、2両の客車の後ろに連結されます。客車も機関車とおなじ時期に作られたものとのことです。

 1号機関車が推進で出発して行きます。機関車は3両しかなく、この日は1号と3号が活躍していました。軌間(ゲージ)は1mです。

max.160パーミルの急こう配を登り切り、出発から35分程で、サミットに達します。ここで、前に機関車に付け替え、アッヘンジ湖畔の終点に向います。終点の駅の すこし前で停車し、機関車を切り離し、機廻り線を廻り、客車の後部に連結します。

 推進運転で湖畔駅に入ります。湖畔駅で観光船と連絡しています。113歳の超老人SLも一休み、水を飲みます。
イエンバッハへの戻りはサミットまでの登りも機関車は先頭で牽引します。 
登るときはもちろんですが、下りも、蒸気のエンジンブレーキをかけるので しょうか?、黒煙を上げ、スチームを凄い勢いでシリンダーから噴出させ、 結構な迫力です!

モーツァルトの押し売りザルツブルグ

ザルツブルグは3泊の予定で、今回の旅行のメインです。
宿につくと、宿のおばさんが今晩、モーツァルトの室内樂を有名なボール ルームで聞きながら食事が出来るディナーショ-がある。演奏するメンバ は古いコスチュームでかつらをつけて演奏し、雰囲気、音楽とも最高と しきりに薦める。今晩は疲れているからいいよ! では、明日は?考えておきましょう!とあいまいにしたら顔を見るたびの 薦める。よほど、リベートが入るのでしょう?余り、しつこいので、ザルツブルグに来た人全てが、モーツァルトにあこがれ、 音楽を聴きに来た訳ではない!鉄道に乗りに来た!といったら妙な顔を して、それから、薦めなくなりました。
JALのオーデオで、浪速恋しぐれを10回も聴いたじーさんにモーツァルトを 薦めても無駄と言うもの!
 そういいながら、ザルツブルグは綺麗な町、モーツァルトの生まれた家、 住居等を見て、城壁のコンサートを聞き、モーツァルトに敬意を払いました。  でも、モーツァルトというのは特別な人なんですね?  ロマンチック街道のアウクスブルグではモーツァルトの父親が生まれた所。 サウンド オブ ミュージックで訪れた湖畔の町ではモーツァルトの母親が 生まれた所と説明があり、ウィーンのシェーンブルグ宮殿では絵の中に ここにモーツァルトが居ると特記してありました。

 ホーエンザルツブルグ城とそこから見た旧市街です。ザルツブルグは塩の権益をバックに大司教が統治した町とのことです。

 しかし、ここでも鉄道を忘れるわけには行かない。
大の音楽ファンで鉄道ファンのTMさんより、Hbfの地下から出ているローカル バーンの次駅に古い車両が沢山居ると教えてもらいました。でもそこにあったのは、アメリカンタイプのステンレス客車とこの4輪客車位でした。

 Local Bahn、ZLBの電車と4輪客車です。

ザルツブルグHbfはDBの駅でもある?? 面白い構造です。基本的に通り抜け構造ですが、 一部に終端ホームがあります。 これはDBの列車専用ホームのようです。 実はインスブルックからの列車はかなりの距離、ドイツ内のDBの路線を ノンストップで走り、OBBの線路に入るのはザルツブルグの近くになってから でした。だから、DBの列車も沢山乗り入れているのでしょう!

左はOBBのホームに入るClass1016電気機関車に牽かれるIC(InterCity)です。Class1016は出力6,400kW、最高速度230km/hの当時の最新パワフル機関車です。

右はその横のDB専用のホームに居るDBの列車です。
  ここで、思いがけないものを見ました。

 オリエントエキスプレスに似た食堂車です。

  ローカル始発列車用と思われる1番線に止まっていました。食堂車は営業 していました。リンツ行きのプッシュプル、ローカル列車の機関車の後に連結されています。 左上の写真は後尾の機関車の後に連結された食堂車。右上はその列車の先頭の制御車です。リンツに向かって曳かれてゆきました。 想像ですが高いオリエントエキスプレスに乗れない人のためのオリエントエキスプレスの切り売りかもしれません。
  でもなんで、ローカル列車の尻尾!せめて、ICにでも引いてもらったら!などと思いましたが、160km/hも出されたら、この車両、ばらばらになるかもしれません? 

最後に一寸ウィーン!

 7月28日(日)ザルツブルグ9:10発のIC (InterCity)でウィーンに移動です。到着は12:42です。翌29日17:00の飛行機で ミラノ経由帰国しますが、約1日分の時間がありましたので、ウィーンを一寸、見ました。

 シェーンブルグ宮殿がやはり印象に残りました。フランスのベルサイユ宮殿を模したものとのことですが、外観もよりまとまりがあり、室内も品が良いように思えました。

 ウィーンのトラムは規模が大きく、リンクと言われる城壁の跡の環状道路を走る1系統に乗ると、ウィーンの観光ポイントを車窓から見ることができました。

 

 左は古いトラムですが、一寸PCCに似ています。右は新式低床トラム(LRV)ですが7両編成の長いものもありました。

 これは、日曜日に特別運転されているクラシックトラムです。トラム博物館から出てきた時ですが、キャッチに失敗してしまいました。

 

 以上、6年前の旅を簡単にまとめてみました。

かなりの画像がビデオからの取り込み画像ですので、画質があまり良くありませんがご容赦願います。 

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