シンガポール・マレーシアぶらり旅(その2)

シンガポールの宿は良く寝られたので、目覚まし時計にて早起き。持参の「お粥」をポットで温めて、味わう。こちらは、電圧が220Vだからあっという間にお湯が沸くのを実感した。コーヒーはインスタントである。冷蔵庫の缶ビール「タイガー」は昨夜支払いを済ましてあり(9ドルだから約650円)。パスポートもセイフテイボックスから出してあり、時間に合わせてロビーに下りても外は真っ暗。迎えのガイドは、予定どうりロビーに飛び込んできた。
今日の旅程は、我々2人のみ。マイクロバスで先ず、昼の弁当を取りに別のホテルにある日本料理屋に横付け、ガイドがビニール袋をぶら下げて来たのを見るとコンビニ風で少しがっかりする。客が多いときのホテル回りを工程に組み込んであるようなので、出発時間が、いやに早いなーと思っていたが、今日は、そんな訳でまだ暗い街中を駅に直行したので早めに到着。やがて朝は、白々と明けてくる。
ガイドのやや判りにくい日本語で、一所懸命これからの鉄道旅の手続きを繰り返し説明して呉れるうちに、ドイツ人の団体も到着。その他、色々の人種が入り口に集まってきた。判りにくい理由は、駅の改札の先のホーム上でマレーシアの入国検査があり、列車に乗って、次の駅でシンガポールの出国検査を受けると言う逆の態勢なのである。マレー鉄道はマレーシアの所属であるので、シンガポール駅、シンガポール島内線路もマレーシアと考え、駅で入国手続きを行うのに対し、シンガポールはシンガポール島内はシンガポール領内であるから、国境の駅で出国手続き行うようになってるそうで、これを事前に、説明するので、ややこしいのであった。聞く方も草臥れたので、駅前にでて立派な駅本屋をパチリ。

到着ホームは、出入り自由なので、頭端式、中3線の構内をパチリ。ストッパーはナカナカ立派な物が据え付けてある。

 

列車の時刻表は、美しいが,日に6本である。

 

時間に合わせて改札が始まる。鉄扉の隙間から入る感じで紙切れの乗車券をチェック。2人でシンガポールからTampinまで1等230ドル(約15000円)とは安くない。パスポートチェックは、見るだけで印は、押さない。荷物はノーチェックでトランクをごろごろと押してホームの中程まで、進んでみる。やはり蒸し暑い。そんな訳で、出国の際は、この紙切れ風の乗車券が、唯一の入国の証拠となるので、絶対に無くしてはいけないと言う事をガイドは説明していたのである。そのガイドは、ホームに入れず、にこやかに手を振っていた。
やおら、到着ホームに夜行列車が、静かに進入し、機回し線をエンジン音高らかに単機で戻っていき、後は、静寂の時間と到着を待つ期待の時間となる。

 

しかし、乗る8時20分発の列車が来ない。乗客は、それでもおとなしく待つしかない。待つ事1時間 20分、静かに当たり前のように逆行で客車が、マレーシア入国手続きのイミグレーション・オフィスがあるホームに到着。

早速、一等車に乗り込む。ビュッフェスタイルの食堂車もある。トイレは日本式である。

やっと動き出したが、進行右側に基地らしき構内が見えた。しかし、この列車は、何処から来たのかは、不明である。シンガポール国内は、のんびりと走り、平行道路やアパート、個人住宅、立体交差、森、MRTの駅など初めての旅人には、楽しい風景である。

 最初の駅が、Wood Lando、、、荷物は、そのままで全員ホームに降り、ぞろぞろと前の方に歩き、出国手続きをするのである。閑散とした広い構内を各自手持ち無沙汰の時間を過ごし、全員がチェックを終わるまで、待つのである。そして、問題なく税関を全員が、通り抜けたらしく、扉が開いて、ぞろぞろと列車に戻るのであるから、なにやら儀式に参加した雰囲気である。

 出国の駅画像です。右が列車で、はるか先まで歩き、左側にイミグレーション・オフィスがあり、OKとなれば建物内を延々と戻り、この写真の左側の」辺りからホームに出て列車に乗り込みます。
 列車は、やれやれと言う感じで発車。海峡を渡れば、左に道路、右に太いパイプが並ぶ。これは、マレーシアから、水を買うもので、にごっている由である。
やがて、Johor Bahruに停車。驚いたことにここでトランクを持って降りる人もいた。
椰子の並ぶ沿線風景を楽しんでいると乗車券チェックと飲み物の確認があり、「ビール!」と言ったら、其れは無い、、仕方が無いのでホットコーヒーにする。遅れを取り戻すようにスピードを上げたので、良く揺れる。(この項 続く)

(2006-6-6)