オールド鉄道ファンの瑞西・英国漫遊記(2003年)

大学の鉄道研究会以来の友人、Mさん、Nさん、Wさんと小生、60代半ばの鉄道ファン 4人で、スイス、英国の鉄道めぐりを行ないました。今回の大きな目的は英国の世界最初の鉄道Darlington&Stockton鉄道の遺跡の参拝にあります。去る、2000年11月に英国に行きましたが、折からの洪水に阻まれ、行くことが出来ませんでした。しかし、Darlington&Stockton鉄道への想いは止みがたく、特に、熱心な鉄道教のMさんは再チャレンジを熱望していました。しかし、それ程の信心心の無い小生など、樽にパイプをつけたようなふるい機関車を見るだけでは退屈だとばかり、最初にスイスをくっ付け今回の漫遊に出かけた訳です。10月23日から28日まで、スイス、その後、英国に渡り11月1日に帰国の10日間の旅です。

スイスは正味4日間、大したところは廻れません。チューリッヒールツェルンーインターラーケンーブリーグージュネーブとスイスを簡単に横断しました。スイスセーバーパス4日間を利用しました。このパスは各都市のトラム、バスにも乗れ、登山鉄道、博物館も割引になり、利用価値が大きいものでした。

10月23日(木)成田より11時間半のロングフライト、JL451、MD11はチュ−リッヒ国際空港16:30に着陸しました。外は、冷たい雨が降っていました。チュウリッヒ中央駅迄、列車で僅か10分、駅から左程遠くないホテルにチェックイン、荷物を部屋に置くなり、トラムに乗り、2停留所の中央駅にとって返しました。チュウリッヒのトラムは路線数、運転頻度ともに多く、応接の暇もありません。でも、新型のLRVは少ないようでした。

チューリッヒのトラム                                  S10 ユトリベルグ線電車

 

中央駅からは多方面にSバーンが出発しています。この中で、S10ユトリベルグ線の電車はパンタグラフが屋根の端っこについているとのこと。これは、 同じ線を走り中央駅に乗り入れるSバーン、ジールタール線が交流電化であるが、この線は直流電化。この解決策で、架線の位置を端に持って行った為、パンタののってる場所も屋根の端になったようです。中央駅(地下)より2駅でユトリベルグ線は分岐します。何と単線です。2両編成の電車が屋根の端に大きなZパンタを乗せて、暮れなずむ駅に入ってくる様子は大都市の近郊線Sバーンなどではなく、地方の私鉄の姿です。

中央駅構内で簡単な夕食を摂り、ホームでユーロナイトなどを撮っているうちに、冷え込んで来ました。何と雪が降ってきました。今日は−3〜2℃とのこと。震えあがり、ホテルに急ぎました。明日からが思いやられます。

 

翌日、10月24日(金)も小雪は残っていましたが、SBB(スイス国鉄)9:35発でルツェルンに移動です。雪にもかかわらず、50分で定時到着です。駅前のホテルに荷物を預け、ピラタス(Pilatus)登山鉄道に乗りに行きました。SBBの狭軌線で17分、麓のAlpnachstadに到着。この鉄道は最急勾配480パーミル、即ち、48%の世界で最も急峻な勾配を登る電車です。雪にも関わらず運転していました。

 

Alpnachstad駅と電車                                  雪の中の交換

 

車両は電車というより、ケーブルカーです。しかし、パンタを持った電車です。時速9km/hでうなりを上げ、急勾配を上ります。

 

              ピラタス登山鉄道のラック                 ピラタス登山鉄道の初期に使われた蒸気動車(Luzern交通博物館所蔵)

 

この鉄道に使われているラック方式は両横にラックがあるラックレールを両方から歯車が抱きかかえる方式で世界唯一のものとのこと。この鉄道、創業時は蒸気動車運転であったとのこと。

登り30分、下り45分で、Alpnachstadに戻り、国鉄駅に来ると面白いものが走ってきました。

 

              SBB狭軌線貨物列車                    標準軌レールが牽かれた台車に乗った標準軌貨車

 

この線は狭軌(1000mmゲージ)ですが、標準軌(1435mmゲージ)のレールが牽かれた台車の上に標準軌の貨車を載せています。これも、世界唯一のものではないでしょうか??

 

午後はルツェルンの交通博物館(Luzern Transportation Museum)の見学です。時間が限られていたので、鉄道セクションのみ見ました。有名なクロコダイルを始めとしたスイスの電気鉄道の歴史的車両は見ごたえがありました。

 

翌10月25日(土)は快晴です。

SBB狭軌線(Brunig線) 8:34発、インターラ-ケン東(Interlaken Ost)行に乗りました。今日は快晴、昨日、雪と霧の中を登ったピラタス山は峻険な白い姿が車窓に浮かび上がっています。Brunig線はその名の通り、ラックでBrunig峠を越えます。山々が白雪に映えます。

 

  ピラタス山                                      Brunik峠からの山々

 

ブリエンツ(Brienz)で降り、小さな蒸気機関車が押仕上げるBrienz-Rothorn鉄道に乗るつもりでした。しかし、その駅は閑散としており、落ち葉が積もっています。10月26日まで運転と時刻表には書いてありますがSBBの駅員に聞いても、もう運転していないとのこと。積雪で早めに運転を切り上げたのでしょう。

 

仕方がないので、次の列車でインターラーケン東駅迄行きましたが、ユングフラウ山系が快晴に聳えています。

急遽、11:35発のBOB(Berner Oberland Bahn)に飛び乗り、ユングフラウヨッホに行くことにしました。BOBはメータゲージで1部ラック運転です。グリンデルワルドで、800mmゲージラック運転のWAB(Wengen Alp Bahn)に乗換えアイガ-北壁の下をクライネシャデック迄登り、ここで、JB(Jungfrau Bahn-1000mmゲージ、ラック運転)に乗換え、ユングフラウヨッホに向かいました。最もポピュラーな観光地で日本の観光客の殆どが行くところではありますが、快晴の下の山々、氷河はやはり見事でした。

 

 

ユングフラウヨッホで、ゆったりと過ごし、帰りはユングフラウの裾をめぐりWengen、Lauterbrunnen経由でインターラーケンまで、帰りました。

 

翌日10月26日(日)も晴れです。昨日の帰りのコースをLauterbrunnen迄BOBに乗り、ユングフラウの麓の有名な保養地Wengenと深い谷を隔てて、対峙するユングフラウの展望台Murrenまで。行きました。

 

Lauterbrunnen駅と滝のかかる絶壁                         BLMのケーブルカー

 

Lauterbrunnen駅の背後には滝のかかる絶壁がのし掛かっています。この上にMurrenに行く BLM(BerghahnLauterbrunnenn-Murren)が走っています。この絶壁をBLMのケーブルカーでGrutchalp迄登り、BLMの電車に乗り継ぎMurrenに行くのです。Grutchalp−Murrenn間5km約10分の旅です。この電車は絶壁の上に隔離されており、かって、山の上だけを走る信貴山急行という電車があったとのことですがこれを思い出させます。

 

Murren駅を発車するBLMの電車                          Murrenからのユングフラウ

 

LauterbrunnenにはWABの車庫があります。そこに、工事用と思われる小さな電気機関車がおりました。軽便大好きのMさんが思わず「かわいい」とつぶやいたところ、Mさんの隣にいた韓国の6人のお嬢さんが一斉に「かわいい」と声を上げたところ、車内の若い女性がみんな「かわいい」と合唱になりました。「かわいい」という言葉が国際化しているとは聞きましたがこれほどとは思いませんでした。でも、彼女たちはなにがかわいかったのかは分からなかったと思います。

 

  「かわいい」WABの電気機関車                            SPBの車両達

 

BOBに乗り、インターラーケンに帰る道すがら、Wilderswilで、やはりユングフラウの展望台の一つSchynige platteまで行く、800mmゲージ、ラック鉄道SPBのかわいい車両群が目に入りました。SPBも10月19日で、運転を休止していました。

 

午後は、BLS(Bern Lotschberg Bahn)でSpiezまで行き、BLSの行き交う列車を撮りました。BLSはスイスで数少ない(多分唯一の)標準軌で幹線の一角を構成する私鉄です。本線はBern−Brigで、強力な電気機関車で33パーミルの急勾配を160km/hで駆け上るいるもので、参宮急行電鉄(近鉄大阪線)のモデルになった線といわれています。今回、これに乗るのも一つの目的でしたが、これは、明日に期待するとして、一時、撮影後、ベルン(Bern)の向かいました。ベルンはスイスの首都ですが、人口14万人のこじんまりした町です。アーレ川が深い渓谷のなかをU字型に流れ、そのUの中の半島状のところにある古都で町並みが世界遺産に指定されており、その街を近代的なトラムが走っています。

 

        アーレ川の渓谷                             アーレ川の橋の上を行き交うSBBの列車     

 

 

ベルンのトラムはチュウリッヒに比べ、新しいものが多く、最新のLRVもあり、古い町に映えています。古いトラムは少なく、2回しか見かけませんでした。駅前で撮影していると妙なものが来ました。なんと、蒸気機関車牽引のトラムです。蒸気機関車のトラムは話には聞いていましたが、見るのは初めてです。やはり、街中を走るためか、運転台が前面にあります。これは、一般乗客は乗せないので、なにかのイベントの特別運転でしょう。

 

そろそろ、旅も半ばになり、冷え込む夕方になりますと熱燗が恋しくなります。中国人が経営していると思われるやや怪しげな日本料理屋で、寿司と熱燗を一杯。その後、インターラーケンに 帰る列車の食堂車で2次会です。

 

10月27日(月)この日はこの旅でもっともハードなスケジュールです。

 

インターラーケン東駅8:32発-(BLS)-シュピーツ(Spiez)8:53着、8:56発-(BLS)-ブリーグ(Brig)10:00着、10:23発-(BVZ)−ツェルマット(Zermatt)11:43着、12:00発ー(GGB)−ゴルナグラット(Gornergrat)12:42着、1307発ー(GGB)−ツェルマット(Zermatt)13:51着、14:10発-(BVZ)-ブリーグ(Brig)15:33着、16:18発-(SBB)−ジュネーブ18:42着

 

BLS支線、インターラーケンからのローカル列車がシュピーツ 、8:53着、乗り継ぎ列車のBLS本線、IC(インターシティ)8:56発、3分の乗り継ぎ時間です。これが間に合わなければ、このスケジュールは成り立ちません。多分、GGB(通称ゴルナグラット登山電車)にも乗れず、マッターホルンの展望台、ゴルナグラットには行けないでしょう。スイスの鉄道の運行の正確さを信じて、この計画を組みました。

 

朝起きると今日も晴天、山がくっきり見えます。ホテルの窓から、インターラーケン東駅が見渡せ、BLSのマルーンの機関車が発車待ちをしていました。この機関車はB0-B0でコンパクトですが強力で6000kWあるとのことです。

 

           

 朝のインターラーケン東駅                              BLS8:32発シュピーツ行

 朝8:32発のシュピーツ行はBLSの新型電車です。定時発車で、定時にシュピーツ駅2番線に到着。既に乗り継ぎのIC,ブリーグ行きは向かいの3番線に到着しています。難なく、この難関?を切り抜けました。期待していたBLS本線を列車を高速で走り抜け、長いLotschbergトンネルを抜け、2,3のトンネルを抜けるとブリーグ側の谷の山の中腹にでて、大パノラマの中を下り、あっさりブリーグに到着です。このルートも長大トンネルが計画されており、2007年に完成すれば、廃止になるのでしょうか?行くなら、今のうちですよ!

 ブリーグ駅前のナロー線のホームからツェルマット行きの電車(VBZ)に乗り、ツェルマットの街を見る暇も無く、

ゴルナグラット鉄道(GGB)で、マッターホルンの展望台ゴルナグラットに登ります。

 

GGBの電車とマッターホルン

 

快晴の空にマッターホルンが聳えて、絵葉書の世界です。下りの電車が、途中のポイントで切り替えが遠隔では出来ず、手動で切り替えるトラブルがあり、10分程、遅れましたが、接続には問題なく、ツェルマット、ブリーグと乗換え、ジュネーブに無事到着しました。しかし、SBBの列車のジュネーブ到着は約10分遅れ、翌日の空港行の列車も同じ程度遅れました。どうやら、スイスの鉄道の正確さもドイツ語圏内だけで、フランス語圏になるとフランスと同じくなるのでしょうかね???

 

10月28日(火)は英国に移動する日です。Wさんとはここで、お別れ、帰国されます。朝、皆でジュネーブのトラムを撮りに旧市街に行きました。最近、トラムは駅前に乗り入れるようになり、今,駅正面に停留所を作っています。

9:33発の列車で空港に行き、11:20発、BA2737ロンドンカトウィック行に搭乗予定。チェックインし、搭乗ゲートで待っていたところ、突然、搭乗ゲートナンバーが案内のモニターから消えました。機材到着遅れのため、13:05発になるとのこと。でも、英国の鉄道の遅れの不安があったので、早い便にしておいたのが、幸いして、

 ガトウィック空港ー(Gatwick Express)-ビクトリア駅ー(地下鉄Victoria線)−キングスクロス駅

と乗り継ぎ、GNER(Great North Eastern Railway)の15:30発Edinburgh行に乗ることが出来ました。列車は電気機関車牽引のプッシュプルです。200km/hと思しき高速で、イングランドの平原を疾走し、定時17:49にYorkに到着。揺れも

あまり大きくなく快適でした。英国はブリットパスの1等です。シニアで3人のグループであれば、2等と大差がないので1等にしましたがこれが当りでした。飲み物の無料サービスがあり、帰りのVeragin Trainsでは、サンドウィッチも無料でした。指定券も無料で発券してくれます。

 

      すっかり暗くなったYork駅に到着

 

宿のGuest Houseまで,徒歩5分!10室の小さな個人経営のホテルで、経営者夫妻に暖かく迎えてもらいました。YorkのTourist Officeのサイトからインターネット予約した宿で、安価で、部屋、朝食も良かったが、シャワーが電気加熱のようで、やや、水流が弱いのが気になりました。

 

10月29日(水)、愈々、鉄道聖地、参拝の日である。世界最初の旅客鉄道?Darlington-Stockton鉄道のDarlington駅の跡に建っているというDarlington Railway Centre&Museumを訪問 します。9:03York発の列車に乗ります。30分程で、Darlington着、支線で一駅でMuseumのあるNorth Road駅に達しますが、適当な列車が無いので、タクシー利用で、10時開館前のMuseumに付きました。Museumの建物は1825年Darlington−Stockton鉄道が蒸気機関車運転を始めた駅ではないが、それまでの倉庫の3階を客扱いの場所として使用してきた駅を1842年に乗客専用として建てた駅をそのまま利用しており、展示場は当時のホームとのこと。開業当初使用された蒸気機関車Locomotionを始め、この鉄道で、使用された車両が展示してあった。Locomotionはこの聖地のご本尊様でしょう!

 

Darlington Railway centre&Museum                                  ご本尊Locomotion

 

Darlington−Stockton鉄道が本当に世界最初の旅客鉄道か?という質問に対して、Museumの人は当初、蒸気機関車は石炭の運搬に主に使用されており、人の乗る車は馬が引いていた。それが段々蒸気機関車牽引に変わってきたので、何時が最初かというのは難しいとのこと。又、人を乗せた鉄道としては、レール自体は1700年代からあって、馬で牽かれた車に人を乗せていたので、何時が最初か?を特定するのは難しいとのこと。

LiverpoolーManchester鉄道に対しても同じことが言えるようです。

 

ともあれ、参拝も済んで、今度はMuseumの裏のNorth Road駅から12:02発の気動車で、Darlington駅に戻りました。Darlington駅には珍しい2軸の気動車がありました。

 

 

 North Road駅と支線気動車                            2軸気動車

 

Yorkに帰り、午後は有名な国立鉄道博物館(National Railway Museum-NRM)です。世界最大の鉄道博物館です。

転車台を中心としたGreat Hallだけでも極めて広く、展示されている車両は歴史的な蒸気機関車が中心で、新幹線0系も世界最高速度記録を有する蒸気機関車マラードの近くに特別な展示スペースを与えられ、展示されています。中に入ることができ、NRMが作ったビデオが上映されていました。

日本人として、誇らしい気分もしますが、待てよ、ここは世界最大の鉄道博物館といっても英国の博物館、展示車両も英国の鉄道のものか、もしくは英国で製作したものだけのようです。何で、新幹線だけ?日本の観光客を当てこんだのか?日本の何処かの会社がNRMに対する多額の協賛金を出したのか?ひねくれじいさんはついこんなあらぬことを思ってしまいました。

でも、兎に角、広い!Great Hallだけでなく、客車特に英王室のお召し列車などが展示されているStation Hall,いろいろな小物があるWare House等もあり、とても、見切れません。疲れ果て、宿に帰りました。

 

10月30日(木)York9:20発の列車でManchesterに移動。お召し列車はTransPennineExpressの気動車です。

TransPennineExpressの気動車 Manchester Piccadilly駅

 

10:55やや遅れて、Manchester Piccadilly駅に到着。近代的な明るい終端駅です。

荷物を預け、早速、珍しい高床式のトラムに地下の乗り場から乗り、Liverpool-Mannchester鉄道の駅の建物があるという科学産業博物館(Museum of Science&Industry)に行くべく、G−Mexという停留所まで乗りました。このトラムはMetro Linkと称し市の中心の路上を走り、鉄道線に乗り入れています。依って、電車は英国の鉄道のホームに合わせた高床式になっています。市内の道路上の停留所もこれに併せて、高いホームがあるという世にも珍しいものです。

 

    Manchesterのトラム G-mex                        Manchester−Liverpool鉄道の駅と倉庫建物

 

G-mexは市内線と鉄道線の接点で専用軌道になっています。科学産業博物館はManchester−Liverpool鉄道の駅と外港のLiverpoolから運ばれた物資をストレージする倉庫、市場などの建物をそのオリジナルな場所のまま、利用し博物館にしたとのことです。右上の写真の左は駅、右は倉庫でその間にホームがあったとのこと。Station Buildingと称する駅の建物は3階建てですが中の展示は、待合室を人形を置いて再現したものがあるだけで、鉄道関係で見るものはなく、power Hallと称する建物の中に南アで使用されたガ-ラット形の蒸気機関車などの展示もありました。航空機の展示などもあり、ここも、じっくり見たいものも多くありましたが、14:27発London Euston行きの

Virgin Trainに乗らねばなりません。

 

Virgin Train 14:27発London Euston行 

 

同じ、 Piccadilly駅から発車です。ガスタービン動車の「125」を使用しています。この車両は英国国鉄がIntercityを200km/h(125miles/h)で運転をしたふるいもので、そのためか、走行中かなりの揺れがあり、怖いほどでした。サービスは良く、飲み物ばかりでなく、サンドウィッチも無料で好きなだけ食べられます。昼食の時間がなく、飢えていた3人には大助かりでした。定時Euston17:20着のところ、17:05着と15分も早着。イタリアの南でこのような経験がありますが、英国の幹線それもLondonのターミナルにこれほど早着するとはやや驚きです。

 

10月31日(金)愈々、帰国せねばなりません。しかし、帰国のJL404便はHeathrow20:00発で、丸1日使うことができます。

    Victoriaから二つ目の近郊電車の駅Wandsworth RoadでのEuro Star

         Victoria駅での豪華Pulumanを牽引する蒸気機関車Flying Scotchman

         VictoriaとWaterrooからの列車が合流し頻繁に電車が行き交うClapham Junction

を撮影しました。

これと、Londonの地下鉄を地上部で撮影ししようと思いましたが、現在、Londonの地下鉄は全線撮影禁止とのことでした。テロ対策でしょうか?

        Euro Star  Wandsworth Load                       Clapham Junction駅を行きかう第3軌条集電の電車

 

Londonの南部の電車は第3軌条集電でEuro Starも例外ではありませんが、新線が開通するとこれも見たれなくなるかもしれません。

Clapham Junction駅は10線以上の線路があり、2列車以上が併走する姿を頻繁に見ることができますが、架線がないので見通しが良く、見事です。

 

Victoria駅2番線で発車を待つFlying Scotchman                Flying Scotchman発車

 

我々の旅の最後を飾るものは Victoria駅での豪華Pullmanを牽引する蒸気機関車Flying Scotchmanです。11両のPullman客車、1両の手荷物車、1両の普通客車の13両編成の堂々たる編成です。でも、惜しいことに最後にディゼル機関車がくっ付いているのです。大井川鉄道のSL列車の後に電気機関車があるのと同じです。でも、蒸気機関車の万一 に備えているのでしょうから、仕方がないでしょう。いつか、この豪華列車に乗りたいものです。

 

10日間の旅もあっという間に終わってしまいました。やや、平凡なコースではありましたが、皆さん大いに撮り、食べ、飲みました。ここでは、ざっと、あらましをお話しました。

 

Paddington駅からHeathrow Expressに乗り、デパートのような第3ターミナルで今まで、時間が惜しく、買い物もできませんでしたので、少しだけお土産を買い、JL404、B777の客になりました。新型機だけあって、エコノミーでも 座席がグレードアップされた個人ビデオのあり、快適でした。何時ものとおり、缶ビール2本、白ワインを頂き、まどろむ中に夕刻の成田に付きました。

 

 お疲れ様でした。